
凱旋歌
- 峨山悲愁の秋更けて
天雲高し千代原頭
仰ぐも高き福陵の
白砂青松その中に
- 誉輝く優勝旗
天運時をかさずして
怨はここに一星霜
臥薪嘗胆一春秋
- あな心地よや嬉しやな
血肉は躍り骨はなる
熱血健児いざ歌へ
万歳 万歳 万々歳
逍遙歌
作詞・作曲/高田 芳昭(65回生)
- 朝日昇る筑紫野に
高くそびゆる野多目山
我等はここに今たたん
福商の山に今立たん
- 熱溶岩のごとくなり
友と強く肩くめば
熱き情の炎たつ
福商の山に炎たつ
- 意気大空のごときなり
トンビのはばたきながむれば
福商健児に意気高し
ああ福商に意気高し
- 力荒波寄するよに
烈風たたきつけるよに
福商の誉にぶつかれば
勝利の旗は我がものに
- 夕日染めたる野多目池
水の清さに身を写し
後ろに福商の校舎おき
長き坂をば歩きゆく
ああ 福商ぞ 我が福商
野球部歌
- 熱球血をすすりて 答受くる時
勝たねばやまじと 命は誓ふ
意気の悶え血を汲みし 勝利の杯
酔うては捧げん 波立つまでも
バレー部歌
- 若い力をみなぎらせ
スクラムの輪みのらせて
バレーに打ち込む俺たちを
誰が知ろうぞ
- 誰のためでもありはせぬ
たとえ試練はつらくとも
バレーに学ぶ人生を
きっとつらぬく
- きっと勝ちます俺達で
福商選手いざたてり
桜のつぼみ花と咲く 若い力で
ラグビー部歌
- 白凱々の雪の玉ければ 銀魂とぶ
黒虎の猛き印には 無上の誉高し
勇めや我が友よ いざ行け いざ行けや
正義の御旗靡く 自治劔輝く
ツララ福商 福商ツララララ
ツララ福商 福商ツララララ
水泳部歌
- 我が学舎の彼方なる 背振の山に日は落ちて
夕暮迫り雁鳴けば 我なつかしの男の子等は
明日の勝利を誓ひして 聖の如く 立ちにける
庭球部歌
- 天地精気人の顔
春は福商の岡の土に
秋は千代の月影に
集めて成れる テニス団
- 全勝の栄今此処に
宝満山の朝ぼらけ
光照らさぬ隈もなく
見よや福商の テニス団
サッカー部歌
作詞/曽木 東海 作曲/平井 哲三郎
- 明日あらき玄海や
夕におろす背振風
惰眠の夢を許さずて
鉄ときたえしチームあり
これぞはえある
福商サッカー部
- 灼熱砂を焦す日は
時に錬磨の鞭に泣き
寒風肌をさすときは
厚き情によみがえる
みよや無敵の
福商サッカー部
- 臥薪嘗胆幾年か
栄冠うるの時はいま
いざたて選手もろどもに
母校のほまれいまをみん
ふるえ我等の
福商サッカー部
応援団歌
- 紫の山脈岩清水
残れる雪のそれよりも
清き心の健児あり
その名も福商応援団
- 白砂の松原玄海の
土用の波のそれよりも
高き心の健児あり
その名も福商応援団
- 薫る白菊蔦紅葉
北斗の星のそれよりも
輝くこころ健児あり
その名も福商応援団
- 背振下しの吹き荒ぶ
筑紫の原のそれよりも
広き心の健児あり
その名も福商応援団
- 我等をおきて誰かある
この学舎にそそり立つ
すぐなる心の健児あり
その名も福商応援団
我等が誇り
桜花
創立六十周年頌歌
作詞/曽木 東海 作曲/平井 哲三郎
- 六十路なる 月日を閲し
新しき光に映えて
雄々しくも 翼を伸ぶる
同窓ここに 一万有余
- 先人の遺しし誉れ
いやましに 輝かさむと
たゆみなく 力を競う
若人 ここに 一千有余
- 桜花 朝日に匂ふ
学園の 理想を仰ぎ
商海の 明星たらむ
同門ここに 幾万人
応援歌第2号
- 野多目が空を飛ぶ トンビが言うた
今年福商の勝年よ きつと勝って頂戴と
可愛いあの娘が 言うてくれた
何で負けましょ 負けられましょか
野多目が原頭で鍛えた腕だ 腕だ!
応援団歌3号(若き血潮)
- 高き理想に胸高鳴りて
福商千余の若人が
若き血潮にたぎるとき
何が恐れん 我らが力
- 栄ある歴史を明日につなぎ
熱意気力も身に受け止めて
若き血潮にたぎるとき
誰かはばまん 我らが行く手
- 正義と愛と誠を胸に
背振りおろしに鍛えしかいな
若き血潮にたぎるとき
などかならざる 我らが勝利
(振れ振れ福商!)
作詞・作曲者 不明
- ドーチャドーチャドーチャ
ピョンガンコーチ
チャーラウーラウー
コーチマタビックリクリクリ
チンモクレンレンレン
テンジンマタシューライシューモ
エイショエイショスーリャコンヂャンコチコ
ピーャコーチパーャコチコンヂャンコチコパッパッ
壮行歌(力の限り)
- 血潮はもえる若人の
きたえにきたえたこの力
つくして勝とうときはいま 福商選手
ふるえ ふるえ どんと ふるえ
- 駒を進める晴れの場に
いかなる猛者は多くても
われらの前に何ものぞ 福商選手
ふるえ ふるえ どんと ふるえ
- 歴史は長く輝いて
残れる偉業うけついで
光をえよう伝統に 福商選手
かって かって 勝ちまくれ
- 力の限りこの限り
この一戦にうち勝って
我が手に握ろう優勝旗 福商選手
かって かって 勝ちまくれ
剣道部歌
- 青春蕾ほころびて
若き力に咲く花は
正気に匂う 破邪の剣
爛漫の春をも何ぞ
腕を叩く 健児の舎
福商 福商 エイ福商
- 灼熱夏は若人の
意気燎原の火と燃えて
真金 黒金 白練の
こほりて降魔剣をなす
筑紫の磯にうつ潮の
たゆまぬ力貫ぬかん
- 月三更に雁なきて
清夜に剣を抱き寝れば
武将の夢ぞ 偲ばるる
剣尖すみて純潔の
健児福商の名に負へば
竹刀尚よく鉄たたん
- 厳寒飢えをさすとても
烈たる意気の小手の上に
霰よ走れ必殺の
剣を誰かさくべきぞ
吹雪に歌う黒田武士
福商 福商 エイ福商
- 剣心一致敷島の
男児の意気ぞ筑紫路の
堅粕原不知火の
燃ゆる力に沸きたぎれ
咲きほこるとも 散るとても
福商 福商名をおしむ
清き心ぞ大和桜
剣道部応援歌(勝利に向かって!)
作詞・作曲/林田 統一郎
- 背中に背負った 輝く歴史と 胸に秘めた 熱き闘志を
燃やし戦う 福翔の剣士に 熱・意気・力のエールを贈ろう
※この日の為に鍛えた身体と 流した汗と涙
共に誓った剣の絆 勝利に向かって 吠えろ
- 泣いた日もある 恨んだことも けれど今は すべて忘れた
握った竹刀に魂こめて 福翔の剣士に敵は無し
※繰り返し
(間奏あり)
- 俺とお前は福翔の桜 長い歴史の1ページを
共に飾ろう俺達の汗で 新しい時代を築くのさ
※繰り返し×2
勝利に向かって吠えろ
創立70周年頌歌
作詞/曽木 東海 作曲/平井 哲三郎
- 清らにも 明くる筑紫野 丘に立つ学び舎しるく
織りなせし 輝く歴史
誉れある 誉れある 福商 福商 永久にあれ
- 明治なるみ代の半ばに 先達の礎なして
いやつぎに 千代堅粕と
栄えある 栄えある 福商 福商 永久にあれ
- 仰ぎ見る 高き望みに 惜しみなく 血潮注ぎて
はらからの 若人つどう
力ある 力ある 福商 福商 永久にあれ
- 世の姿 移りゆくにも 国の富 増すべきつとめ
変わらざる 誠尽くさん
光りある 光りある 福商 福商 永久にあれ
FCSの歌
F組
- 空行く雲の啓示にて 花散り月は孕めども
歴史は古くF組の 強き光と輝きぬ
- 夕は昆崙の谷の底 今朝は扶蓉の峯の上
颶風の羽に打乗りて 狂ひ駆るや勇ましく
C組
- 白馬に黄金の鞍置きて 青雲高く昇り行く
勇姿が夢の晴姿 思ひ果すは今なるぞ
- 出で行くC組の健男児 立てよ振へよ丈夫よ
獅子奮迅の勢は 天さへ裂く地さえも砕く
S組
- 高き御空に赫躍と輝く星のそれのごと
筑紫原頭のグランドに 鍛へに鍛へしS組の
選手の胸にきらめける マークの光君見ずや
- 万雷驟雨何のその 逆巻く浪も何のその
天馬空飛ぶ勢や 黄塵蹴立て勇ましく
走るは誰ぞ 我が選手 向ふ所に敵やある
中尾坂
原作者/神宮 玄二朗(73回生) 浦崎 千代始(73回生)
- 朝は七時半にこき起きて 中尾の快速に飛び乗って
中尾についたら八時半 今日もこりゃまた遅刻かな
- 中尾の停留所から福岡商業まで 行くには嫌でもこの坂を
越えなければならない これを称して“中尾坂
- 花畑から吹く風とやぶから吹く風に 髪を気にして歩くもよし
中倉のトレノが知らんふりで通り過ぎる 今度嫁さん見せてくれ
- 中尾坂を越えて歩いていくと 見えてきました裏門が
わきには清く澄んだ古池や これを称して“野多目池”
- 遅刻のしらべの集団が 走らんか走らんかとこきやがる
我ら2人は知らんふりで 屁でもかましてこき逃げ 野多目で鍛えたこの体
- 空は青空日本晴れ 今日も授業が始まって
一時間目は得意の体育 朝もはよからかけ回る
- そのあと疲れて居眠りこいて 先生にくらされ立たされた
馬鹿だねそいつは誰でしょう ○年○組○○くん
- あっという間に授業も終わり 喜びいさんでカバンをさげて
今日も一日勉強せずに これでいいのか○○クン
- 帰りもこれまた中尾坂 歩いて10分転げて2分
右手に見える松屋のおいちゃん ブタマンあるかいな
今日はあいにく品切で とぼとぼ帰る○○くん
- 授業も受けずに準備して 先生を無視した野多目祭
応援団ではりきった 思い出深き体育祭
- 彼女にそっと打ち明けた 笑顔の君がすきだって
照れ屋の君がホホ染める 夕日の赤に染まってた
- 中尾坂を行けば思い出す 雪降るあの日の情景を
あたり一面銀世界 中尾の坂も雪化粧
- 中尾坂を行けば思い出す 彼女と歩いたあの頃を
今では遠い思い出が 頭の中を駆け巡る
- すべってころんだ中尾坂 バイクで飛ばした中尾坂
心の中にいつまでも 我らの思い出中尾坂
- 我らの母校福商は 野多目が丘の上にあり
みわたす限りは野多目池 右手にうかがう油山
- 水をたたえる野多目池 緑にもゆる油山
我らが学んだ人生を このすばらしい福商を
このすばらしい福商を このすばらしい福商を・・・